脂漏性脱毛症の症状と原因

脂漏性脱毛症とは、頭皮の毛穴から皮脂が過剰に分泌されることによって、脱毛を引き起こす症状のことです。過剰な皮脂は毛穴のつまりを起こしてしまって、髪の毛が育ちにくい環境となり脱毛につながります。また過剰な皮脂によって頭皮が炎症を起こして脱毛をひきおこすことなどもあります。

脂漏性脱毛症の特徴としては、思春期以降に頭頂部や前頭部に症状が表れ、女性よりも男性に多くみられる脱毛症です。日本人男性の30%がこの脂漏性脱毛症の傾向があるといわれています。

脂漏性脱毛症の原因となるものは一つではありません。男性ホルモンの分泌過剰など内分泌が原因とされる説が有力ですが、真菌の一種であるマラセチア真菌が原因という説もあります。また、栄養バランスの悪い食生活や過剰なストレスが非常に大きい要素として関わってきているともいわれています。更に、思春期にも多く見られることから、成長期における精神的不安定要素が引き金となっている可能性もあります。

脂漏性脱毛症の具体的な症状としては、肉眼でも判るほどに皮脂が毛穴を塞いでいて、それを除去すると毛穴が赤く炎症を起こしているのが確認できます。付着した皮脂を取り除いても、すぐに毛穴から皮脂が大量に分泌され、常に皮脂でベタベタしている状態が続きます。

症状が進むと脂漏性皮膚炎になり、毛穴が化膿するなど痛みや激しい痒みを伴ってきます。そこまで症状が進んでいる場合は、皮膚科の診断を受けなければならないでしょう。

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