全頭脱毛症について

全頭脱毛症は、数ヶ月という短期間で頭部全体の毛髪が抜けてしまう病気です。全頭脱毛症にかかるのは男性だけでなく、女性や子どもにもあらわれます。

多発型から症例が進んだもので、頭部の数箇所に出来ていた円形脱毛が次第につながっていき、最終的には髪の毛が全て抜け落ちてしまう症状です。

全頭脱毛症の原因はまだはっきり分かっていませんが、ストレスなどが引き金になり、自己免疫異常が生じるためといわれています。自己免疫異常によって、体内で過剰になったリンパ液が、毛母細胞を異物だと誤認して攻撃するために、脱毛が生じるということです。

全頭脱毛症は治りが悪く、治療にかなりの期間がかかるので、精神的な負担も大きくなります。完治するまでの期間は数ヶ月から3年程度と幅があります。単発型円形脱毛症とは違い、髪の毛が全部抜けてしまうので、子供の場合はいじめにあう恐れもあります。周囲にきちんと説明をして病気であることを理解してもらう必要があります。

治療の方法には、ステロイド薬の内服や塗り薬、漢方薬での治療が行われます。子供の全頭脱毛症の場合は成長障害という副作用に配慮して、漢方薬治療をすすめる病院も多いようです。

全頭脱毛症は治療期間も長期にわたるので、精神的に非常につらいと思います。全頭脱毛症は子供がなることも珍しいことではないので治療すれば治る病気だということを説明して、不安感をもたないようにしてあげることが大切でしょう。

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